シノゴノ

なんかいろいろ

15km 「東の果ての見据える未来」

陸鮭トチノイです。今日は暇だったので、散歩がてら近所にできつつある新しい道路を見に行ったりしてました。

 

ご存知の方も多いと思うんですけど、宮古といえば先の震災で津波の被害バリバリ受けた場所なんですよね。でも宮古ってリアス式海岸のド真ん中にあって、海のすぐそばまで山がせり出してきてるような地形なんですよ。平地が無いの。

かといって元々家があった場所にまた建てるかというと、同規模の津波が来ることを考えたら誰も住みたくないですよね。市もダメって言ってるし。

そんなわけで、宮古では山を切り崩して道路や団地を作っているような光景があちらこちらで広がっているのです。

 

見てきたところおおかた道路はできていてLKでも入れる状況、土地の区画も済んでいて平らになっており、さらにそのなかの一区画には被災者用のアパートみたいな集合住宅が建設途中でした。

 

仮にも被災地出身であるLKが震災の話をすると葬式みたいな空気になりがちなので普段はあまり話さないんですけど、それから派生する街の変化にはそこそこ興味があります。

めざましく風景が変わっていく地元に困惑の気持ちはありつつも、前記事で言ったとおり、知ってる街が新しくなっていくのを見るのはワクワクするんです。

このあと宮古がどうなっていくのか考えるのが、半ニートであるLKの貴重な楽しみのひとつです。